避妊・去勢は、全身麻酔下で卵巣や子宮、精巣を摘出することです。
メリットとして、望まない繁殖を避けることや、性ホルモンに関連した病気の予防、発情に伴うストレスの軽減、マーキングや攻撃行動の抑制があります。
オス・メスどちらも、生後6ヶ月前後で手術が勧められていますが、特にメスでは初回発情前に手術を行うことで『乳腺腫瘍』の発生の予防効果が高いことが知られています。
デメリットとして、太りやすくなってしまうことや全身麻酔のリスクなどが挙げられます。
これらに関しては、手術後の適切な食事コントロールができますし、術前検査や徹底した麻酔管理でリスクを最小限に抑えるように務めております。
避妊・去勢は、大切なペットの将来の病気を防ぎ、快適な日常生活を過ごすためには必要なケアの一つなので、当院では推奨しています。